ユニバーサル公演事業 本公演
2024年1月15日 15時59分文化庁によるユニバーサル公演事業として、東京演劇集団「風」による「星の王子さま」の本公演が行われました。いつもの体育館に本格的な機材が入り、素晴らしい劇場に早変わり。すてきな生の舞台を会場にいた全員が楽しみました。この公演は、児童・生徒の拍手や歌、掛け声とともに作り上げられていきます。鑑賞するだけではなく、自分たちも舞台に立ち、表現する経験もしました。劇団から、王子様と同じ黄色のマフラーをいただき、児童生徒はそれを着けて出演しました。校長をはじめ教員も役者として舞台に立ち熱演し、それには児童・生徒も大喜びでした。午前中は小・中学部版、午後からは高等部版が行われました。
舞台上には、常に手話通訳者兼役者がおり、せりふは手話でも伝えられました。背景には字幕が流れ、役者の行動や舞台の状況も、その都度、音声で伝えられました。どんな方でも舞台を楽しむことができるように工夫された「バリアフリー演劇」を私たちは初めて体験しました。
この事業は、令和7年度まで継続します。来年度は、聴覚障がい部門・肢体不自由部門が中心となってこの事業を行いますので、生の演劇を体験してほしいと思います。今日は思い出に残るすてきな一日になりました。